基礎を固めた後に一番大事なこと

そろそろ入試が近づいてきて、追い込みに入っている人も多いのではないかと思います。

今日は基礎を固めた後に一番大事なことのお話をします。


「基礎は勉強したのに、応用問題になると急に解けなくなる」という経験はありませんか?
それは知識が足りないのではなく、知識を組み合わせる練習が足りていないだけです。基礎を固めた後に一番大事なのは、この「組み合わせる力」を鍛えることです。
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【例題】
太郎くんは分速60mで歩いています。5分歩いたとき、何m進んでいますか?
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【解き方】
① 使う公式を思い出す
距離 = 速さ × 時間
② 数字を当てはめる
60 × 5 = 300m
答え:300m
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これだけなら簡単ですよね。では応用問題に挑戦してみましょう。
ここで大事なのは「問題を分解して、順序立てて考える」ことです。一度に答えを出そうとせず、「まず何を求めればいいか」を一つひとつ整理するのがコツです。
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【応用問題】
太郎くんは分速60mで歩いています。花子さんは同じ地点から同時に分速100mで走り出しました。花子さんが500m先のゴールに着いたとき、太郎くんはゴールまであと何m残っていますか?
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【解き方】
① 花子さんがゴールするまでの時間を求める
時間 = 距離 ÷ 速さ → 500 ÷ 100 = 5分
② 同じ5分間で太郎くんが進んだ距離を求める
距離 = 速さ × 時間 → 60 × 5 = 300m
③ 残りの距離を求める
500 − 300 = 200m
答え:200m
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使った知識は「距離=速さ×時間」だけです。でも応用問題では、それを3回に分けて順番に使う必要がありました。
「知っている」と「使える」は別物です。基礎を固めたら、次は知識を分解して順序立てて使う練習を意識してみてください。それだけで、解ける問題がぐっと増えていきます。