自走塾で「考える」ということを大事にしているのは、タイトルの通り、「考えること」を放棄してしまうと大人になってから苦しくなってしまうからです。
1話でも書いたように、私も昔は勉強が嫌いで、考えることもそこまで好きではありませんでした。なぜなら「考える」ということはめんどくさいからです。でも、1話で話をした先生と出会って「考える」ということの面白さを知ってからは、面白くて、面白くて、常に物事を深く考えるようになっていきました。
考えることが好きになる前の僕の日常は退屈だった。
「考えること」が嫌いだった頃の僕の生活は酷かった。
何かあると「学校はつまらない」「成績が悪いのは生まれつきだ」「あれが嫌い、これが嫌い」
今思えば全て他責思考だったのだ。
「考える」ということを放棄すると人生の楽しみは「運」にゆだねられる。
・「たまたま算数ができた」
・「たまたま足が早くて活躍ができた」
・「たまたま就いた仕事が良かった」
・「たまたま宝くじが当たった」
「考える」ということを放棄することは上記の内容の逆もあり得る。
・「人生はつまらない」
・「なんで私ばっかりこんな目に」
・「あの人ばかり活躍している」
こういった負の感情が溢れ出てくる。これはかつての私だ。
大人になってもこういう思考だったら、きっと今ごろ僕の人生は退屈な毎日だった。
いつも人生楽しそうだよね
最近周りの人からこうやって言われることが多い。
「いつも人生楽しそうだよね」
思えば、大学を卒業してから
・一回で教員採用試験に合格
・4500人の中から大手企業採用
・TV出演、本執筆
・学校を作る
・自分で起業をする
・仲の良い家庭を築ける
やりたいこと、好きなこと、望んでいたことを全部やれている。
でもこれは運じゃない。
毎日毎日努力して、うまくいかない時はどうしたら良いか振り返って、考えて、修正して、考えて、修正して
こういうプロセスを毎日毎日繰り返してきた。
そして何より毎日楽しく取り組めている。考えることが楽しいから、ここまで毎日熱中して取り組むことができる。
「考えること」が好きになってから僕の人生は変わった。
誰が幸せにしてくれるわけでもない僕の人生。自分の人生は自分で幸せにする。
「考える楽しさ」を知って人生が大きく変わった。毎日学ぶことが心から楽しい。
自走塾も生徒にそんなきっかけを与える場所にしていきたい。