高校受験を控えている中学生の皆さん、またその保護者の方々、「英検って受験に役立つの?」と気になったことはありませんか?
「英検があれば高校受験が有利になるって本当?」
「どの級を取れば評価されるの?」
「英検を持っていなくても問題ないの?」
こういった疑問に答えるため、高校受験における英検の重要性について詳しく解説していきます。
1. そもそも英検とは?
英検(実用英語技能検定)は、日本英語検定協会が実施する英語能力試験で、5級(入門レベル)から1級(最上級レベル)までの7つの級があります。
高校受験で評価されるのは3級(中学卒業レベル)以上が一般的で、特に準2級(高校中級レベル)や2級(高校卒業レベル)を持っていると、より大きなメリットがあります。
2. 高校受験における英検の重要性
英検が高校受験でどれほど役立つのかは、志望する高校によって異なります。
✅【1】英検を評価する高校が増えている
最近では、多くの公立・私立高校が英検を入試の評価基準に組み込んでいます。具体的には、以下のような形で活用されています。
✔ 加点制度:英検取得者にプラスの得点を与える(例:準2級で+5点など)
✔ 内申点への反映:英検の級によって内申点が加算されることがある
✔ 入試の英語試験の免除:英検2級以上を持っていると、英語の試験を免除する高校もある
特に、私立高校や難関校ほど英検を重視する傾向にあります。
✅【2】推薦入試・特待生制度で有利になる
多くの高校では、推薦入試や特待生制度の条件として英検を活用しています。
例えば、ある私立高校では
「英検準2級以上を取得していることが推薦条件」
「英検2級を持っていると授業料免除の特待生になれる」
といった制度を設けています。
特に、私立高校の受験を考えている場合、英検を持っていることで受験の選択肢が広がることがあります。
✅【3】受験勉強と英検対策は相乗効果がある
英検の勉強は、高校受験の英語対策にもつながります。
✔ リスニング対策になる(英検はリスニング問題が充実)
✔ 長文読解のスキルが上がる(英検の長文問題は受験よりも少し難しめ)
✔ 英作文の練習になる(英検のライティングは高校入試にも役立つ)
「受験勉強と並行して英検を取ることで、英語の実力を効率的に伸ばせる」というメリットがあります。
3. どの級を目指すべき?
では、高校受験で有利になるには、どの級を目指せばいいのでしょうか?
英検の級 | 高校受験での評価 |
---|---|
5級・4級 | ほとんど評価されない |
3級(中学卒業レベル) | 一部の高校で加点される |
準2級(高校中級レベル) | 多くの高校で評価される |
2級(高校卒業レベル) | 難関校や私立で高評価 |
準2級以上があると、受験で大きな武器になるため、できれば中3の秋までに準2級を取得しておくのが理想です。
4. 英検を持っていなくても大丈夫?
「英検を持っていないと高校受験に不利になるの?」と不安に思う人もいるかもしれませんが、必ずしもそうではありません。
✅【英検がなくても大丈夫な場合】
✔ 公立高校の一般入試 → 基本的に筆記試験の得点で判断される
✔ 英語以外の科目で高得点が取れる場合 → 総合得点が高ければ合格可能
英検を持っていなくても、しっかり高校受験の勉強をすれば合格することは十分可能です。
しかし、英検があると有利になるのは事実なので、特に英語が得意な人は受けておくのがおすすめです!
5. まとめ|英検を受けるべきか?
✔ 英検は高校受験で有利になることが多い!
✔ 特に準2級以上が評価されやすい!
✔ 受験勉強と英検対策を並行すると英語力アップにつながる!
✔ ただし、英検がなくても合格できる高校は多いので焦る必要はない!
「英語が得意だから活かしたい!」という人は、ぜひ英検を活用してみましょう。
当塾では、英検対策講座も実施中!
✅ リスニング・ライティング対策も充実!
✅ 高校受験と並行して学べる特別カリキュラム!
英検を活用して、高校受験を有利に進めたい方は、ぜひ無料体験授業にお申し込みください!
「英検+高校受験対策」で、第一志望校合格を目指そう!
この記事の監修者
乗松 拓弥:自走塾代表
大手学習塾で塾講師、教員をした後、私立の新しい学校を設立
問題をパズルのようにゲーム化して解くことが得意。
現在は、起業して教育事業を中心とした会社を経営
性格:常に楽しめる・スポンジのように吸収する